【HL&SL】第一回 Stoichiometric relationships
- IB Japan Learner
- 2018年1月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2018年2月9日
こんにちは。今日はセンター試験ですね。周りの高校生はともかく、「IB生だから関係ないねー」なんて思ってる人もいると思います。(まあ実際殆どのIB生にとってその通りなんですが)
前回の投稿を読まれていない方はこちらからどうぞ。
今回は、”Introduction to the particulate nature of matter and chemical change”、和訳すると、「微粒子の化学変化と状態変化の常識」みたいな感じです。簡単どころか、高2でこれが分かっていない人は自分を恥じてください。
Essential Idea:物質の化学的性質と物理的性質は原子がどのように結合するかで変わる
原子は一定の比率で合成され化合物となり、原子の種類によって化合物の性質が変わる
元素(elements)は、化学的にそれ以上は分解できない物質で、
化学記号によって分類される。
原子番号と価電子順に、周期表に並べられている

原子(atoms)とは、元素を構成する最小単位である。
化合物(compounds)とは、二つ以上の物質が結合して出来た、全く別の物質で、化学式によって表される。例えば水の化学式は、H2O(2はHの右下に小文字)。これは2つのH(水素)という原子と1つのO(酸素)という原子が1つの原子によって構成されていることを示す。
化学方程式(Chemical equations)は化学反応を説明するときに使われる。左辺が反応物質、右辺が生成物。両辺は同じ数の元素を持たなければならない。
例:CH4+2O2 → CO2+2H2O
なお、原子記号の前につく数字(係数)はその物質自体がいくつあるかを示す。
例:2H2Oは、H2Oが二つ、の意味
物質の状態(気体、液体、物体)には記号がある。
気体:g
液体:l
物体:s
また、水溶液はaqになる。
温められたり、冷やしたりすると、状態が変わる。(下の図参照)

蒸発(Vaporization)とは、物質が液体から気体に変化することで、
沸点に到達する前に少しづつ気体になるのはevaporation
沸点、またはそれ以上の温度のときはboiling
と呼ぶ。
混合物(mixture)は2つ以上の化合物を含み、それらは互いに化学結合されていない為、混合物は、それぞれの化合物の性質を併せ持つ
例えば、大気は、窒素、酸素などを含 み、それらは互 いに結合していない為、混合物。
混合物は均一か不均一に分 けられる
均一な混合物(homogeneous mixture)
同じ状態、均一に混じっている、何が含まれているか一見判断できない。
例:砂糖水
不均一な混合物(heterogeneous mixture)
同じ状態ではない、均等に混じっていない、何が含まれているか直ぐに判断できる。
例:水と油
以上です。読んでいただきありがとうございました。次回は、「モル」の概念について学んでいきたいと思います。
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